デザインに囲まれた幼少期、イロドリに溢れた成長期、私はそういう環境で育って来ました。父は、私が生まれた年に建築設計事務所（現在の有限会社　創和建築事務所）を起業し多種多様な建築設計に携わってまいりました。当然ながら私が住み暮らしてきた自宅においてもそうです。友人達からはいつも「ヨッサン（当時のあだ名）の家は変わってるな～」「遊びに行きたいわ」という事を言われていた記憶があります。私からするとそのようなデザインは日常にある見慣れたもので特段変わったものではなかったのですが・・・皆それぞれ好きな人のタイプが違うように自分たちが住み暮らす家においても好きなデザインがあると思います。それを大事にし、形にしたいという想いがあります。
少し話が変わりますが、私は、小学校から大学までサッカーを通じて多くのかけがえない経験をさせて頂き多くの学びを得ました。その経験と学びは私の礎となり会社を経営している今となってもつながっています。サッカーは私の人生にイロドリを与えてくれるものとなりました。サッカーの練習が終わって家に帰っても庭にサッカーの出来る環境があり、又、練習をするそんな毎日を過ごしておりました。
人それぞれ人生にイロドリを与えてくれるものがあると思います。家族、スポーツ、ゲーム、読書、映画鑑賞、アウトドア、バイクや車、ペット、麻雀なんてのもあります。そんな誰もが持っているイロドリを私は大切にしたいという想いがあります。
「家は一生の大きな買い物」とよく耳にしますが、もちろんです。しかし、大きな買い物というのは決して金額や単に物質的な大きさではありません。そこでは自分たちや子どもたちが暮らしていく人生ドラマが繰り広げられる舞台になるのです。そのようなスケールの大きいものであると私は考えております。そこには、弊社の合言葉にもなっている「暮らしにデザインを人生にイロドリを」がキーワードとなってきます。クライアントの想いをしっかりと受け止め、しっかりと設計をおこない品質の良い住宅はもちろんの事、デザインとイロドリを持ったコンセプトのもと施工し笑顔の絶えない環境を提供すること、それこそが私の、又、弊社スタッフたちの人生のイロドリになっていきます。

株式会社 クリエイト・ジオイド
代表取締役　西川 善浩